仲間とともに挑んだ国際発表:ACT IT!を世界へ

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国際学会での挑戦:Asia Flex Dialogueにて発表
2025年6月7日、所属するACBS(文脈的行動科学学会)のSIGの一つ、Asian Culture and CBS SIGが主催する「Asia Flex Dialogue」(オンライン)にて、当心理室が提供している “ACT IT!” について発表する機会をいただきました。
発表の練習が十分できたとは言えない状況で、スライドが完成したのも前日でした。
当日は緊張しっぱなしでしたが、やるしかありませんでした。
発表内容:体験から始まる理解~支援者の現実と“ACT IT!”の紹介
トラウマ想起の注意喚起後、目を閉じないマインドフルネスエクササイズでの幕開けです。
幸い、参加してくださった方々がエクササイズの感想を共有してくださったので、自分自身、とても勇気づけられました。
次に、BPD(境界性パーソナリティー障害)のパートナーや家族が直面する辛さについて説明するよりも体験していただいた方がよいと思いエクササイズを実施しました。
参加者からの反応もあって体験的に辛さが理解されていることに安堵しました。
その後、支える側が直面する現実や体験を詳しく説明していき、”ACT IT!“の概要について触れていきました。
即興ロールプレイで伝えた臨場感
他にもエクササイズを準備していたのですが、時間が足りなくなってることに気づいたので、参加者の前で15分間ロールプレイを実演しました。
私の親友であるレイチェル・チャンさんがクライエント役で私はもちろんセラピスト役です。
彼女はBPDの家族やパートナーを支える役をやっていただきました。
ロールプレイの内容は、実際のACT IT!利用者の事例をもとに構成されており、参加者にとっても臨場感のある体験になったのではないかと思います。
ACTの視点によるフィードバックと学び
ロールプレイ中、早稲田大学の院生である友人の杉田 創さんがロールプレイで何が行われていたのかACTの視点でモニターしてくださいました。
彼はとても優秀な方で英語も堪能です。RFT(関係フレーム理論)の研究をしています。
細部まで詳しくモニターしてくださり、ロールプレイを振り返る良い機会になりました。
臨床家・研究者との交流
Q&Aの時間では、香港理工大学のマック博士や立命館大学の谷 晋二博士から質問をいただいたり、開業心理学者のハンク・ロブ博士からもコメントをいただきとても光栄でした。
余談ですが、ハンク博士はBPDの方向けのACTマニュアルの中でも博士が考えた観察する自己のエクササイズが使用されています。
感謝とこれからの展望
今回の発表は、英語でワークショップ形式の発表を行うという一つの大きな目標の達成でもありました。
参加者の皆様、協力してくれた友人、そして”ACT IT!”を利用してくださるクライエントの皆様に、心より感謝申し上げます。
今後も学びを深めながら、国際学会などで自身の実践を発信していければと願っています。
DEEP SLOW MOVE RIVER
代表心理士:吉本 学
